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Topics | CO2ゼロ宣言!

「CO2ゼロ宣言」に基づく、2009年度の住まいの一生涯のCO2排出量±ゼロへの主な取り組みは、(1)太陽エネルギーの積極的活用(2)構法及び生産システムのスリム化、(3)住まい手の意識へのアプローチです。その中で特に2010年度に大きな効果が期待出来る取り組みについてご紹介します。

木質パネル構法のスリム化で工期短縮

エス・バイ・エルでは木質パネル一体構法のリニューアル(以下「SxL構法」)に取り組んでいます。
住まいの一生涯のCO2排出量において資材調達段階では構造躯体である木材の占める割合が約26%と大きいことから、外部調達している集成材を可能な限り木質パネルに置き換えたり、汎用性の高い寸法体系に見直し歩留りを上げ、構造強度は維持しながら木材の材積の削減をしています。併せて構造金物についても製造段階でのCO2排出量に与える影響が大きいことから、金物に頼らない接合部について研究しています。また、資材の削減に伴い輸送の効率化が図れるようになります。
「SxL構法」に代わることで住まい1棟当たり約500kg-CO2、杉換算で1本相当の削減が実現できるものと考え、導入に向けて、更なる研究・開発を進めています。

住まいの光と風計画への取り組み

住まいの一生涯CO2排出量で最も大きな影響があるのが長期に亘る居住段階での排出量です。エス・バイ・エルの居住段階でのCO2削減については、資材調達段階でのCO2排出量も視野に入れた「住まいの光と風計画」に取り組んでいます。この計画は、民家や町家等に見られる先人の知恵を取り入れた伝統的技術と太陽光発電に代表される先進的技術を上手く組み合わせて、総合的な省エネルギーを実現しようとするものです。
2009年度は財団法人 建築環境・省エネルギー機構の「自立循環型住宅への設計ガイドライン」に基づき、自然の力で住まいの中に空気の流れを創る温度差換気と通風換気を設計手法に取り入れ(パッシブ手法)、2010年4月発売の新商品「家族謳歌」に標準採用しました。
この温度差換気の設計手法の導入により、モデルプランによる都市部でのCO2削減効果は7%~14%を見込めると予測しています。

住まい手の意識高揚と環境貢献への取り組み

居住段階で最もCO2削減効果に影響を及ぼすと考えられるのが住まい手の環境意識です。エス・バイ・エルでは太陽光発電設置の住まい手を対象に発電量、売電量の見える化、環境付加価値の還元、売電に対するポイント付与を行うことで、より住まい手の環境意識が高まり、CO2削減が推進されることにも取り組んでいます。

国産材活用への取り組み

エス・バイ・エルでは現在、木質パネルに使用するパネル桟材は100%輸入材(SPF)となっていますが、木質パネルでの国産材の有効利用について、2009年度に活用検討を開始しました。2009年9月に北海道産トドマツを対象に強度試験を実施し、2010年1月から木質パネルの基準強度を担保する代替特性の検討を行い、同年3月には樹種に関わらず木質パネルの基準強度を担保できる仕組みが完成しました。2010年度は国産材による木質パネルの強度試験を実施し、技術的な導入マニュアルの整備に取り組みます。

CSR報告書2009

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