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木を科学する

構造用単板積層材の有効活用

ヤマダ・エスバイエルホームは、木材の有効活用と製品精度の向上を目的として構造用単板積層材(以後LVL:Laminated Veneer Lumberの略)を構造部材として導入しました。
LVLは2mm~4mm程度の厚さの単板を繊維方向に接着した積層材で、寸法安定性と精度が高く、長い材料が取れ、用途に応じたサイズ加工ができる特徴がありますが、最も大きな導入理由は防腐防蟻の薬剤処理が容易な点です。防腐防蟻処理は加圧注入が一般的ですが土台等の太い材料の場合は内部まで注入できず、また乾燥させると反りが出てしまいます。LVLは単板や接着剤で防腐防蟻の処理でき、積層後は寸法安定性等の材料特性が失われない為、防腐防蟻処理の土台として採用しました。

森林生態系の保全に配慮した木材利用を推進

ヤマダ・エスバイエルホームグループは、地球規模での環境保全、持続可能な森林育成の観点より、構造部材として使用する木材の合法性の証明及びトレーサビリティの確立に取り組んでいます。2013年度は住宅事業の88%を占めるSxL構法(木質接着パネル構法)の構造部材について、合法性の証明並びにトレーサビリティの確立に取り組みました。
SxL構法の木材の構成要素は、ランバー(ツーバイフォー材)と合板に分類でき、更には接着パネル用ディメンションランバー、集成材用ラミナー材、ラフター(垂木)等に使用する無加工ディメンションランバー、接着壁パネル用合板、接着床パネル用合板、野地板等に使用する野地合板に細分化されます。

ランバーの樹種はスプルス・パイン・ファー(SPF)、ヘムファー(HF)、ダクラスファー(DF)で、北米より輸入しており全て森林認証材です。一部地域でJAS規格の一般流通品を使用していますが、そのラミナー材の樹種はホワイトウッド(WW)で北欧の森林認証材です。
パネル用合板の樹種は針葉樹のラーチ、広葉樹(ラワン系)のメランティー、カロフィラムで、針葉樹はロシア産、広葉樹はマレーシア産、パプアニューギニア産を使用しており日本木材輸入協会より合法証明書が発行されている木材です。野地板用合板の樹種はダグラスファー(DF)を使用しており、北米より輸入している森林認証材です。

CSR報告書2013

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