平成21年10月5日
エス・バイ・エル株式会社

国土交通省 平成21年度(第1回)「長期優良住宅先導的モデル事業」のモデル住宅(構造躯体)公開のお知らせ

 

 エス・バイ・エル株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:松川敏夫、以下「エス・バイ・エル」といいます。)は、平成21年度(第1回)に国土交通省から採択された「エス・バイ・エル長期優良住宅モデルプロジェクトVerU」によるモデル住宅を公開することをお知らせ致します。
 本事業でのモデル住宅公開は、昨年度(平成20年度第1回)に引き続き2回目となります。

公開の背景

 国土交通省の「長期優良住宅先導的モデル事業」は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体的な内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。
 この観点から、住宅の長寿命化に向けたモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要する費用の一部を補助するものです。(※)

(※)国土交通省HPより引用

 国土交通省は、平成21年2月4日から3月16日までに民間等から事業を公募し、311件の応募の中から(独)建築研究所の評価結果を踏まえ、平成21年度(第1回)として、75件の事業の採択を決定致しました。

 エス・バイ・エルは「長期優良住宅先導的モデル事業」の公募において、121件と最も提案件数が多かった「住宅の新築(戸建)」のうちの「自由課題部門」に応募して採択されました。エス・バイ・エルの提案は昨年度に採択された提案を補強し、大きな項目としては、T.長寿命構造と仕組み(構造躯体の長寿命化を図るトータルシステム)、U.安全性(長期間の安全性確保のための耐震性及び防耐火性)、V.住戸空間の可変性(長期間のライフサイクル・ライフスタイルの変化に対応)についての先導的な具体的内容の提案を致しました。

 この度採択された提案は、平成20年度第1回で採択された提案と同じ趣旨であります。普及に向けた取り組みとして、モデル事業の住宅に留まらず一般住宅に採用できるよう、住まいの長寿命化を実現するわが国初の高耐久化システム技術「LOOP」(Long Owner Program) (平成20年12月18日付『エス・バイ・エル 住宅の高耐久化システム技術をわが国で初めて実用化』ニュースリリース参照)を開発し、また、平成21年1月からエス・バイ・エルの住宅全棟(「ネット住宅」はオプション)を対象に提供できるようにしたことなどが評価され採択されました。
平成21年5月22日付『国土交通省平成21年度(第1回)「長期優良住宅先導的モデル事業」に採択』ニュースリリース参照

 今回は本事業で採択されたエス・バイ・エルのモデル住宅3棟に対し、いずれも構造躯体段階での公開を致します。

公開の内容
モデル住宅においての主な公開の内容は下表のとおりです。
 項目  考え方  具体的な提案
T.長寿命構造と仕組み
(劣化対策・維持管理・維持保全計画)
1)新築時に木質構造材の耐久性を飛躍的に高め、建物完成後も劣化を防止
2)床下・小屋裏以外に外壁構造躯体についても定期点検して維持管理
3)劣化部分の構造躯体の補修
4)上記1)〜3)によって超長期に保証を継続
・木質構造パネルの含水率管理
・防腐防蟻剤処理及び高耐久材料等の採用
・防湿対策
・二重通気構造
・高耐久化システム技術(LOOP)
・定期的な劣化診断
・木質パネル構法独自の補修
・住まいの生涯サポートシステム
U.安全性
(耐震性・防耐火性)
1)大地震に対して構造躯体の損傷を少なく
2)火災・台風等に際しての安全性確保
・耐震等級:倒壊・損傷共に等級3(最高等級)
・耐風等級:等級2(最高等級)
・省令準耐火構造又は準耐火建築物
V.住戸空間の可変性 1)1階躯体天井高を間取り変更等容易にする高さに確保
2)高強度耐力壁により内部空間の可変性を高める
・1階躯体天井高:2700o以上
・耐力壁は全て設計倍率4.7
公開(見学会)開催について
見学会の日時、場所等詳細については当社HPの『国土交通省「長期優良住宅先導的モデル事業」モデル住宅公開』をご覧下さい。
採択された提案への取り組みについて

 「長期優良住宅先導的モデル事業」にて採択された提案において、エス・バイ・エルが長年取り組んできた「壁体内換気システム」及びそれを更に進化させた高耐久化システム技術「LOOP」は、全棟に標準搭載(「ネット住宅」はオプション)し、長期的な維持管理を通して「住まいの生涯サポートシステム」の信頼性が飛躍的に向上致しました。これらによりエス・バイ・エルは、長期優良住宅供給企業の中で先導的役割を果たすと共に、エス・バイ・エルの長期優良住宅構想である何世代にも渡って『暮らし継がれる住まい』の実現を図って参ります。

 エス・バイ・エルは、創業59年目を迎える最も歴史の長い住宅メーカーとしての伝統と、技術力・設計力・デザイン力を集結させ、“日本の伝統・感性を継承し、気候・風土に最適な機能を備えた美しい住まいを提供し続けたい”という当社理念を具現化するために、“ずっと強い”住まい、“ずっと住み続けられる”住まいに資するための技術の開発に注力して参りました。
 エス・バイ・エルでは今後も、“ずっと強い”住まい、“ずっと住み続けられる”住まいの提供を通じて、国民の皆様に長期優良住宅及び先導的モデルの普及啓発を積極的に行って参ります。



 

[お問合わせ先]
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                       永吉 多恵

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