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千葉県 S様邸 |
「骨董が好きで、以前から少しずつ集めていたんですが、私が古伊万里に魅せられ仕事として取り組むようになこともあり、リフォームすることにしました。築27年のわが家は、最初から骨董のことを念頭に置いて設計していたわけではありません。だからこの際、自分たちはもちろん、お客さまにも鑑賞していただけるような住まいにしたいと考えました」
「間取りを大きく変更したわけではないのに、イメージはがらっと変わりました。完成予想図を描いてくれるなど、担当してくれたみなさんが親身に提案してくれたおかげです」

和室はスライド照明を垂れ壁の裏に隠したり、目立たない縁なし畳を使ったり。きめ細かな配慮によって、主役である骨董が引き立つ空間になりました。

暗く圧迫感のあった北側のトイレ前に、奥行きのある照明付き飾り棚を設置。明るさと広がりが生まれました。

北側とは思えない明るさになった玄関。お客さまもお迎えしやすくなったそう。壁の飾り棚は、棚の端を斜めにカットしたので通行の際に角が当たりません。

洋室だった居間も玄関や和室と統一感のある現代和風に。大きな収納を設けたことで、物が散らかることなく室内がすっきり。収納上部にはギャラリースペースが生まれました。

リフォームしてから庭も和風にしたいと考えたご夫妻。まずはご自分たちで竹垣づくりを始めるなど、楽しみが広がっているご様子。
プランニングのポイントは、家に入った瞬間からギャラリーとして楽しめること。そのため、ダークトーンだった玄関のインテリアカラーを、古伊万里の映えるナチュラルカラーに変更。ホールの壁面には飾り棚を設け、階段下も照明を付けて展示スペースとして活かしました。
そして、以前の和室と洋室だった居間は現代和風のインテリアで統一。和室側は押し入れなどを取り払い、壁一面をディスプレイスペースに。可動棚やスライド照明を設けたので、展示物に応じたきめ細かな演出が可能になりました。居間は生活感をなくすために収納を造作。普段使いのものはすべてここに収め、常に 片づいた状態をキープできるようにしています。
「間取りを大きく変更したわけではないのに、イメージはがらっと変わりました。完成予想図を描いてくれるなど、担当してくれたみなさんが親身に提案してく れたおかげです」
ご夫妻は美しいギャラリーに似合うよう、ご自分たちで庭園づくりを始められたとか。どこにいても好きなものを眺められる住まいになり、その魅力を再発見されたとおっしゃいます。