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兵庫県 A様邸 |
「エス・バイ・エルで完全分離型の2世帯住宅を新築されてから7年目の平成14年。主人、両親が続けて他界し、ふたりの子どももすでに独立していたため、ひとり暮らしへと、ライフスタイルが激変したことがきっかけです。
今回の「リフォーム」を思い立たれたのは、”2世帯住宅でのひとり暮らし“というスペースの問題もそうですが、そんな悲しみのなか、「何かに集中していたい」という気持ちに駆り立てられたのも理由のひとつでした。」

テラコッタタイルを敷き詰めた床は、夏はひんやりと素足に心地よく、冬は床暖房でポカポカ。リビングボードスペースを濃い色調のコルク仕上げにすることで、重厚感を高めました。

システムキッチンは、元気の出る色にしたい、とのご希望で大好きなオレンジ色に。ブラインドの濃い緑色やテラコッタタイルによくマッチしています。

オープンな対面式キッチンとダイニングスペースは、お友だちと和やかな時を過ごすとっておきの場所。Aさんの温かい心が伝わってくる空間です。

防犯性を考慮し、開口部を抑えた空間に。リズミカルに配慮されたガラスブロックと、グリーンのモザイクガラスタイルが印象的です。

1階部分の外壁をタイル張りにリフォーム。悩んだ末に決められたレンガ色の合わせて、2階部分も明るいアイボリーに。重厚感のある仕上がりで、コントラストが効いています。
Aさん宅は上下階で完全に分離されたプランだったため、思い切ってこれまでお住まいだった2階をそのまま賃貸に。
ご自身は親世帯ゾーンだった1階にとフロアを変更したうえでリフォームをすることになりました。
生来「新しいもの好き」というAさん。プランを練りはじめるや旺盛な好奇心がムクムクと起き出し、リビングの床はお洒落なテラコッタタイルで、床 暖房にしたい。珪藻土の、表情豊かな塗り壁にしたい。異国のホテルのような、素敵なインテリアにしたい……。と、夢が次々ふくらんできます。
なかでも大のお気に入りとおっしゃる仕上げのが洗面スペース。ガラスモザイクタイルを壁面にあしらい、個性的な木目の天板と、白の面材とをともに鏡面でコーディネートするなど凝った仕様です。
リビングは、南側の和室とダイニングキッチンを一体化して、広々とワンルームに。
「リフォームして、お友だちが集う機会が増えましたね」。大きなテーブルを挟んで、一緒に食事をしたり、他愛のないおしゃべりに花を咲かせるのが、いまいちばんの楽しみとか。インテリア小物を探して買い物に出かける機会も増えたそうです。
紅みのあるテラコッタタイル、オレンジ色のシステムキッチンと、暖色系のカラーコーディネートで仕上げられた空間を見渡し、「元気の出る色でしょう。私はいま、毎日この家から元気をもらっているんですよ」
大きな悲しみを乗り越えられたAさんの笑顔がとても温かでした。