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東京都 M様邸 |
旦那さま
「これから定年を迎えると家にいる時間が多くなりますから、もっと楽しめるようにしたいと思いました」
奥さま
「まず、主人が将来的に囲碁教室を開けるように増築を考えました。私はお布団をさっと干せる場所が欲しかったんです。それに、お庭の手入れが大変になってきたことも、なんとかしたいと思っていました」
「庭の手入れがラクになったうえに、遊歩道の緑が身近になって、一石二鳥です。
先日、自転車仲間を集めてテラスでバーベキューを楽しんだんですよ。
テラスに明るい色のタイルを使ったことで、リビングまで明るくなり、これまで以上に家で過ごすことが愉快になりました。」

かつての和風庭園がモダンなテラス&離れに。螺旋階段で上る離れは、サンルームのように明るく、自然が身近に感じられます。 この増築によって、戸外を積極的に楽しむ気持ちが生まれたそうです。

吹抜けを通る内部の渡り廊下(右上)は、床や手摺壁に、視線の通るメッシュを採用。ここで吹抜けを見下ろしながら、お茶も楽しめます。タイル仕上げのテラスになって、リビングまで明るくなったのがうれしいそう。

離れの1階は玄関へとアプローチする半戸外的なスペース。植栽や木製の格子を設けて門扉側からの視線をやわらかく遮り、奥にあるテラスのプライバシーを保っています。

増築部分は屋根をアールデザインに、既存部分は妻飾りをモダンにして、全体の塗装をそろえることでシンプル・モダンに生まれ変わりました。
こうしたご夫妻のご要望をまとめて叶える提案が「空中の離れ」。草木が生い茂っていた庭からタイル敷きに生まれ変わったテラスを囲むように、住まいを増築されたのです。ただし1階は部屋にしないで、テラスと一体感のある開放空間に。2階の離れに浮遊感があるのは、そのせいです。
離れは2WAYのアプローチがポイント。ひとつは2階の主寝室から外を通る渡り廊下で、もうひとつはテラスからの螺旋階段です。
これにより、渡り廊下がバルコニーとしても活かせ、囲碁教室を開いた場合には螺旋階段を生徒さんの出入りに使えます。まるで渡り廊下は展望台、離れはサンルームのような趣きで、ご友人からも好評だとか。