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大阪府 K様邸 |
「昭和55年に、エス・バイ・エルで住まいを建てました。3人の娘が独立した後は、夫婦2人住まいでしたが、老後のことを見据え、次女のご家族との同居を決断しました。
そこで、お互いに気を遣わずにすむようにと、完全分離型2世帯住宅のリフォームを考えました。」
「とくに印象的なのは、ダイニングキッチンですね。梁を活かした勾配天井の空間はまるでロッジ風みたいで。
当初、西側は掃き出し窓だけの予定だったのですが、そこの壁を解体したとき、すごく明るかったので、じゃあ、勾配天井にして三角形に窓をつけてしまおうかと急遽変更してもらったんです。」

親世帯のダイニングキッチンは、勾配天井を活かした開口部に。お洒落なロッジ風の明るい空間に生まれ変わりました。

1階中央の和室を、洋風の応接室に。落ち着いたインテリアでまとめられています。サッシは既存のものを利用。

旧リビングと客間をアトリエ兼ワークスペースに。暗さを懸念されたお父さまのアドバイスにより、子世帯玄関のサイドにガラスブロックをあしらいました。間仕切りも光を遮らない素材。

元の階段室をクローゼットに。吹き抜け空間を配した親世帯の新しい玄関ホールは圧迫感がないよう、天井高を少し上げています。

外観も一新。「長年住み慣れた家のはずが、すっかり新しく生まれ変わって、何だか不思議な気持ちです」

足元までの開口部を配した子世帯のリビングは、陽光がたっぷりと差し込むとびきりの明るさが自慢です。ダイニングの床には大理石風のタイルを配し、リビングにはナチュラルなフローリングを。「ワンルームながら、空間のイメージを分けたかった」とご主人。
親世帯ゾーンでの大きな変化は、和から洋への暮らしの転換。今回のリフォームで3室あった和室をすべて洋室にされました。「立ち座りもラクですし、掃除もしやすい。快適ですね」とKさん。
2階子世帯ゾーンは、増築によりスペースをゆったりと確保。1階と同じ眺めを共有するリビングにはシンボリックな大開口を配し、見晴しの良さが最大限に活かされています。
一方ワイドなバルコニーからも、遠くまで見通せるよう腰壁をクリア仕上げに。
眺めのいい景色を取り込む工夫が凝らされていました。
「何より、子どもや孫と一緒に暮らせるようになったことが嬉しいですね。近くにいてくれる安心感は、何ものにも代え難いです。」と、お母さま。ふたつの家族が寄り添い、お互いを気遣いながら楽しく快適に暮らしていらっしゃる。
そんなご様子が伝わってくる、素敵なお住まいでした。