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埼玉県 K様邸 |
昭和59年に新築したものの、主人の転勤により、海外を含めて公舎を転々とすることに。
ようやくこの住まいに落ち着いたのは、主人の定年退職がきっかけでした。
離れている間、姪や息子が家を守ってくれていたのですが、扉や柱が飼っていたワンちゃんの爪あとだらけ。これは直さなければと、リフォームすることに決めました。
もともと和へのこだわりを強く持っていました。
白壁に合わせた濃い茶、藍、赤、緑の配色や障子をあしらったリビング、さらにはショップスペースのディスプレイ棚など、現代的なディテールを加えながらも和が息づく思いどうりの仕上がりでした。
テーブルコーディネートでも、ほとんど和がテーマ。この空間にすごくマッチするんです。
さらに、床座に近い暮らしに合わせた昇降式ルームライトやワークスペースに設けられた室内窓など、プロならではの細かな配慮にも満足してます。

玄関土間を広げたショップスペース。玄関扉の両サイドに配した縦スリット窓は、外から見るとまるでショーケース。夜は、展示品がきれいに浮かび上がるそうです。

窓の高さを20cm上げて、全開口ができるオープンウィンフォールディング窓に。つながる庭からの光と穏やかな風がリビング全体を包み込みます。これにはご主人も大満足。お庭の手入れにも余念がないそう。

奥さまのテーブルコーディネートが和モダンのインテリアに映えるリビング。隣家に近い腰窓に配された障子が、視線を遮ぎりながら柔らかな光を取り込みます。

小物使いが光る和モダン空間にワインレッドのシステムキッチンがきれいに馴染んでいます。テーブルコーディネート教室の生徒さんたちが囲めるようにと、シンクを大きく、作業スペースもワイドサイズに。

外壁を真っ白に一新。駐車スペースの角を利用して作った三角形の植え込みや格子デザインの玄関扉からも、和へのこだわりを感じます。
リフォーム計画は、テーブルコーディネーターである奥さまのご希望により、その規模を拡大していくことに。
「かねてから自宅で、陶器を扱うセレクトショップとテーブルコーディネートの教室を開きたいと思っていたんです」
ご主人の了解を得ると同時にその思いは急速に具体化されることになったのです。
「思い描いていたイメージを丁寧にヒアリングし、形にしてくださったことに感謝しています!」と、おっしゃる通り、完成したのは奥さまのアイデアがつまった、オンリーワンの住まいでした。
「今はまだショップをオープンしたばかり。これから教室のカリキュラムを考えたり、インターネットショップを立ち上げたりしようと考えているんですよ」ご主人の再就職も決まり、平日は奥さまの仕事場として、休日はご主人がゆっくりとくつろげる空間として、リフォーム後の住まいを臨機応変に楽しまれているそうです。
バイタリティー溢れる奥さまをいつも穏やかな面持ちで見守るご主人。「主人にも本当に感謝ですね」。また新たな絆が生まれた、Kさんご夫婦のリフォームでした。