東大阪の家

東大阪の家

東大阪の家 リビング「小堀の住まい」

敷地のあるこの辺りでは、毎年10月にだんじり祭りが行われる。

それは、今も祭りの本質を失っていないエネルギッシュで伝統的なものだ。昨今、近所付き合いが減り、周りを干渉しない風潮が進む中、祭りを通じ老若男女の垣根を越え、無心で一つの目的に向かっていけるというのは何ともうらやましい限りである。この町には、祭りが人の生活と密接に関係をもって存在している。

そして、それがこの町に他にはない特別な空気感を漂わせている。この住まいのオーナーも、この地で生まれ育ち、今もなおこの町で会社を経営されていて、祭りでも頼られるリーダー的存在なのだ。

この敷地はT字路の突当りにあり、建替える以前は、車1台が通るのも困難な状況で、周囲も隣家が密集していた。但し、南面は寺の境内で、千鳥の颯爽とした甍が印象的であった。配置計画は、車が進入、回転できるだけのスペースを後退し確保した。道路からのファサードは、スクリーンと門扉、ガレージのオーバードアを木製の竪格子で統一。隙間からの気配や、夕暮れに漏れる暖かな灯りが、内部のプライバシーとバランスを保ちつつ、この町の空気に溶け込むようデザインしている。道路後退により、敷地は以前と比べて小さくなるが、建物は、建蔽率を最大限にオーナーの要望を実現している。故に、残された外部スペースは物理的に狭くなるところだが、出来るだけ、広がりを持たせるよう、あえてデッキとアプローチ、ビルトインガレージの異なる用途を一体にし、中庭の一部として取り込むよう計画している。室内の各ゾーンも、中庭(外部スペース)を中心に配置されていて、人がたくさん集まった時でも、建物の内や外、外でも屋根のある場所、ない場所と個性の違う居場所が一つになり、スペースを余すことなく活用できる。 この国には昔から「ハレとケ」という概念がある。ハレの語源は「晴れ」であり折り目や節目を表し、それに対してケは日常である。

日々の暮らしの中、落着きや快適性は確保しながらも、時には、人々を繋ぐ交流の場となる。町の一部となり、住む人と共に歴史を重ねていく、この住まいにはそんな思いを込めている。

東大阪の家 外観「小堀の住まい」

東大阪の家 リビング02「小堀の住まい」

東大阪の家 デッキ「小堀の住まい」

東大阪の家 リビング03「小堀の住まい」

PREV

NEXT

お問い合わせ

ヤマダホームズ

  • Facebookにシェア
  • ツイートする
  • LINEに送る

ページトップへ

Copyright © 小堀の住まい All Rights Reserved.

推奨ブラウザについて

当サイトを、正常かつ快適にご利用いただくために、以下のWEBブラウザでご覧いただくことを推奨しています。推奨環境以外でのご利用や、推奨環境下でもお客さまのネット環境・Webブラウザの設定によっては、ご利用できない、もしくは正しく表示されない場合がございます。あらかじめご了承ください。

[推奨ブラウザ]

  • Internet Explorer 9.x 10.x 11.x (互換表示での閲覧は非推奨環境となります)
  • Firefox 最新版
  • Safari 最新版
  • Google Chrome 最新版
閉じる