甲陽園の家

甲陽園の家

甲陽園の家 リビング「小堀の住まい」

夏に初めて敷地を訪れた。北から東側にかけては、この地域特有の見晴らしである。 その反面、南から西側にかけては、10mにも及ぶ2段の擁壁と階段が立ちはだかり、その上、鬱蒼と茂った雑木林が、真夏の日中だというのに敷地に大きく影を落としている。又、敷地まで25mもある「く」の字に曲った上り坂の進入路でアプローチする、といった極端に良い面と悪い面を持ち合わせた敷地だった。

土地の持つ良悪の2面性と、施主の夢や思いを受け止め整理していくことを足掛りとしていった。1階は、玄関と客間、及びその収納を最小限に配置、残りの大半はピロティーとして駐車及び回転が極力、容易にできるようにしている。

通り土間から続くアプローチ沿いには、一つ目の木立の庭(通り庭)がある。その目線の先には階段室を越えて二つ目の木立の庭(坪庭)、更にその奥、上方には鬱蒼とした雑木林から再生した、三つ目の木立の庭(雑木の庭)が目に映り、点在する木立の庭を一つに連続させている。

ピロティーに支えられた2階は「居間」、「食堂(台所)」、「寝室」の3つの空間に分節され、それぞれがもつ片流れ屋根が南西側にある木立の庭(雑木の庭)に向かっている。3つの空間の間には障子に囲まれた「畳の間」や「創作の間」といった趣味の為の小さな「間」の空間が割り込んでいる。片流れの頂部に設けられた開口からは、剪定により再生した木立の庭(雑木の庭)と、10mある高低差の更に上より空と採光を室内に届けてくれる。、障子による「間」の空間は、その開閉により、北東側の眺望と南西側にある木立の庭(雑木の庭)を一直線に結びつけ、「場」の持つポテンシャルを高めている。又、障子による空間の可変性が、好奇心旺盛な施主の思いや、これからの未知数な「夢」に向かって、柔軟に対応してくれるものと考えている。

甲陽園の家 ダイニング「小堀の住まい」

甲陽園の家 階段「小堀の住まい」

甲陽園の家 リビング02「小堀の住まい」

甲陽園の家 中庭「小堀の住まい」

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